水泳ダイエットでやせる!効果的な方法
今回は、水泳ダイエットでやせる理由と、水泳ダイエットの効果を上げるコツについてご紹介します!
水泳をするとやせるとよく聞きますが、一体なぜなのでしょうか?
水泳は全身を使った有酸素運動
水泳ダイエットでやせる理由はいくつかありますが、水の抵抗がある中で、全身を鍛えることができるというのが一番の理由。
キックは脚の筋力、クロールは肩甲骨周りと腕の筋力、平泳ぎは胸筋とお尻の筋肉と、全身をくまなく鍛えることができます。筋肉がついて基礎代謝が上がると、消費カロリーも増えていきますので、体重減少効果も。水中には浮力があるため、運動が苦手な方でも膝や腰に負担をかけずにエクササイズを続けることができるのも理由のひとつ。
水圧で心肺機能が高まり、呼吸筋が鍛えられる
水泳をしているとき、体には常に水圧がかかっているため、呼吸が深くなります。これにより体幹を支えている腹横筋などの呼吸筋を効率よく鍛えることができ、おなかやせ効果もアップ!
水温が体温よりも低いので、代謝が高まる
プールの平均水温は30度前後と体温よりも低いため、失った熱を保とうとして体がエネルギーを消費するようになります。その結果、代謝が高まり、やせやすい体に。
ダイエットに最適! 水泳で消費できるカロリーとは?
水泳でやせる理由がわかったところで、実際どのくらいのカロリーが消費できるのかチェックしておきましょう。水泳スキルや筋肉量によって個人差がありますが、体重50kgほどの女性が30分間クロールをした消費カロリーは、ちょうどごはん1杯分くらいの200kcal程度と言われています。
水泳を続けることによって、脂肪燃焼の元となる筋肉が少しずつ増えていくと、この消費カロリーも増えていきます。そこでおすすめしたいのが、筋トレと水泳を組み合わせること。筋肉を作るのに欠かせない成長ホルモンは、筋トレ後15分の間に、急激に分泌量が増えることがわかっています。
その後、1時間有酸素運動を続けても成長ホルモンの分泌量はほとんど変わらないと言われています。水泳の前に筋トレを行い、成長ホルモンを分泌させた状態で水泳をすれば、より高い脂肪燃焼効果が期待できます。スポーツクラブなどではいきなり泳ぐのではなく、まずはジムエリアで筋トレをしてからプールで泳ぐようにすると効率よくダイエットが可能に!
効果を高めるコツ1:水泳の前にはスロー筋トレを
水泳の前には、ぜひスロー筋トレを取り入れて。スロー筋トレとは、軽い負荷でゆっくりと行う筋トレのこと。筋トレをゆっくり行うと、筋肉の血管が圧迫されて酸素不足になり、脳が“重い負荷の筋トレをした”とカン違いをして、成長ホルモンの分泌が促されるのです。
筋トレをあまりしたことがないという方は、まずはスクワット、腕立て、腹筋の3種目をゆっくりと行ってみましょう。例えばスクワットなら、3秒かけてゆっくりと腰を落とし、今度は3秒かけてゆっくり戻していけばOK。3種目とも10回×2セットを目安に。
効果を高めるコツ2:さまざまな泳法を組み合わせる
クロールは上半身、平泳ぎは下半身と、それぞれの泳法によって負荷のかかる部分が違います。水泳ダイエットを飽きずに長く続けるためにも、ビート板を使ったキック練習、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライなどをうまく組み合わせて、バランスよく水泳をしていくようにしましょう。
水泳をした後、気分がスッキリするのも水泳ダイエットのメリットです。水泳ダイエットで効率よく体を引き締め、女性らしいしなやかなボディを手に入れましょう!