忙しくても大丈夫!「スキマ時間の運動」で痩せ体質に変わる理由
ダイエットカウンセリングでクライアントさんとお話をすると、上手くいかないパターンには3つの傾向があることに気が付きます。
1.真面目でストイックかつ勉強家
とても高い目標を設定し、流行りのダイエット情報で「誤ったダイエット」を続け、失敗するケース。
2.「痩せたい」と言うわりに結局、何も実行しないタイプ
だけど目標設定だけはやたらに高いケース。もちろん痩せません。
3.高い商品やサービスを購入して満足するタイプ
生活習慣は以前と同じなので結局は痩せません。一時的に痩せてもすぐに戻ってしまうケースも。
皆さんにお勧めするダイエットは、日々の生活習慣を「少し」変えてスキマ時間で無理なく痩せる方法です。スキマビクス(スキマ時間を活用したエクササイズ)でエクササイズ貯金をすることで、少しずつカロリーを消費します。
つまり、「無理せずにできるエクササイズ」を設定することがダイエット継続の秘訣であり、継続できて初めて痩せることができるのです。
スキマビクスで痩せる体質に変わる理由とは?
スキマビクスって何?と思われた方も多いですね。
スキマビクスとは、「スキマ時間でエクササイズをして無理なく痩せるノウハウ」です。
エクササイズを習慣化すれば身体の代謝が上がり、ダイエット体質に変わっていきます。筋肉量が増えて活動代謝が向上し、さらに酸素消費量も増えてカロリーが消費され、痩せてゆくのです。
ポイント(1)活動代謝
活動代謝とは、身体活動をすることで消費するエネルギー代謝のこと。いわゆる「基礎代謝」とは違います。
基礎代謝とは、何もせずにじっとしていても、生命活動を維持するために行われている活動(呼吸や心拍など)に必要なエネルギーのこと。つまり、目を開けて何もせず横になっている状態で消費するカロリーなのです。
そして、基礎代謝に占める骨格筋の割合は約22%と言われています。よく女性週刊誌などで、「基礎代謝」を上げて痩せましょう!というタイトルで「ダイエット特集」が組まれたりしますが、まじめにダイエットの勉強をしている方は、真実を知っているのでほとんど読みません。エクササイズで筋肉はそう簡単には増加しませんから、スキマビクスでは「基礎代謝」よりも「活動代謝」を重視するのです。
ポイント(2)エポック
エポックという言葉を聞いたことがありますか?
運動後、脈が早くなったり体温が上がったりするのは、酸素消費量・エネルギー消費量が上がっているから。この状態を「エポック(運動後過剰酸素消費量)」と呼びます。
スキマビクスで細切れエクササイズを続けていると、体温が身体の内側から上昇し、かつ酸素を多く使う状態が継続します。「エポック」は運動後、約15分から2時間続くと言われますから、この間もしっかりダイエットできているのです。
忙しい現代人に最適なエクササイズ
現代人は日々時間に追われ忙しい毎日を過ごしています。そんなビジネスマンに、週三回スポーツクラブに通ってきなさい!というのは無理なこと。そうならばスキマ時間を使って痩せてみませんか?
「スキマビクスすることによる消費カロリー」と「その後の消費カロリー」の合わせ技で「脂肪を燃焼しやすい」身体と環境を作ることこそ、スキマビクスの目的です。
是非、スキマ時間を利用して痩せてくださいね。